食材宅配の自主基準は本当に安全なの?気になる点を調べてみました

多くの食材宅配のサービスは、「自主基準」という食材に対する独自の検査基準を設けています。

宅配で食品を届けるからこそ、より安全に、お客さんに安心してもらうための努力がこの自主基準に表れているということです。

でも実際、その基準がどれだけ安全なのか不安は残りますよね?自分で手にとって確認できない分、余計にそう思う気持ちがは強いと思います。

そこで今回は、食材宅配の自主基準やその内容、そして私たちが安心して食品を選べるようになるためにできることなどをご紹介します!

食材宅配業者の自主基準とは?

ではまず、食材宅配の自主基準について見ていきます。何の基準を設けているかと言うと、大きく分けて3つあります。

一つ目は農薬の使用について。二つ目は食品添加物について。三つ目は放射能・放射線についてです。

食材宅配業者は、この3項目について独自の基準を設けていることが多く、それも、国が定めている数値よりも厳しく審査しています。

つまり宅配の食品は近所のスーパーなどに陳列されている商品よりも安全な場合が多いです。

オーガニック系の食材宅配で代表的な「オイシックス」や「パルシステム」、そして「生活クラブ」や「らでぃっしゅぼーや」などは、独自の厳しい検査に取り組んでいます。

もちろん、私が昔から好きな生協も安全には敏感な方ですよ。

ただし、やはりそのような厳しい独自基準を設けているオーガニック系の食材配達会社は安全度が高いのですが、その分、手間がかかるので、価格も高めです。

「安全」を選ぶのか?「低価格」を選ぶのか?それは個人の財布との相談になると思いますが‥。

農薬の量と健康への影響

では実際に、農薬がどれだけ人体へ影響があるのでしょうか?

ほとんどのオーガニック系の食材宅配業者は国の農薬基準よりも厳しい基準を設けているということですが、そもそも国の基準は安全なのでしょうか?

農林水産省のこちらの資料によると、

農林水産省・消費安全政策課資料「残留農薬は危ないの?」

食品に残留した農薬は「一日許容摂取量」という既定値が設けられており、この数値をこえる野菜は市場に出回りにくいということです。

万が一、出回ってしまても、これを一生涯毎日食べることでもしなければ人体に影響はないのです。

それに加えて「Oisix」では、全く農薬を使用しない野菜を使うことを目標にしているので、さらに安心感をもてますね。

食品添加物とキャリーオーバーの安全性

次は食品添加物です。食品添加物は体に悪いとよく言われますが、それがどれくらい根拠があるものでしょうか?

こちらは過去に食品安全委員会という組織が開催したワークショップの資料ですが、

食品安全委員会・食品のリスクを考えるワークショップ(豊田市)~どう思う?食品添加物~

食品添加物は短期的にも長期的にも、大きな被害がないという意見なんです。

だからといって、全ての食品を安全だと思うことはできません。特に、お子さんにはなるべくなら食べさせたくないのが親心だと思います。

以前の記事にも書きましたが、

・動物(ネズミ)で試験をしている、
・問題のある量でなくても、それを長期少量摂取して本当に健康に影響はないのか?
・複数の添加物が組み合わさった時の危険性、

などが指摘されています。

その点、「らでぃっしゅぼーや」などのオーガニック系の会社は徹底した取り組みをおこなっています。

食品添加物は可能な限り使わないようにしていますし、うま味調味料すら不使用を心がけているのです。

地域による放射能汚染の差

東日本大震災以降、日本中が食品への放射能汚染の影響を気にし始めました。

国は食品への放射性基準値を厳しく再設定しましたが、それでも地域によっては放射性物質の量が多いのではないかという不安は拭えません。

そこで、私が好きな生協(生活クラブ)は、消費者に安心してもらうために独自の放射性物質の基準値を設けています。

厚生労働省のこちらの資料にもあるように、

厚生労働省・食品中の放射性物質の新たな基準値

たとえば国は現在、飲料水への放射性物質の基準値を10ベクレルに定めています。

一方で、生活クラブは、同じ飲料水でも半分の5ベクレルという基準を設けています。なんと半分ですよ!

もちろん、他の食品に関しても厳しい検査基準になっています。地域によって放射能汚染の差があろうとなかろうと、ここまで厳しく検査しているのならば安心して注文することができますね♪

安心して食品を購入するためにできること

今回は、国の食品基準と食材宅配会社の自主基準を簡単に調べてみました。

もともと国の基準でもそれなりに安全性は確保されているのですが、お客さんに安心してもらおうという業者の取り組みが見られました。

ただし、「安全」はタダでは買えません(汗)やはり、安全に対するコストがかかるので、どうしても近所のスーパーよりは高くなりがちです。

そこをどう考えるのか?はあなた次第です。

例えば、大阪の食材宅配サービス業者だけでも、これだけの数があります。その中には、安全はあまり考慮してないけど、価格は安い業者もいます。

「何を基準に業者を選ぶのか?」はあなた次第というわけです。安全と価格のバランスが良いのは私の好きなコープになりますが(^^;